冬が来た感じ。
BASEハイドアウトです!!
寒いいいいい!!!
ついに、工作室に暖房を導入しました。灯油、ちょっとでも安くならんかな。
昨日、お休みをいただいて、上野の東京都美術館で岡本太郎展、西洋美術館でピカソ展を観てきました。ほぼ観光せず、美術館が開いたらすぐ美術館に入り鑑賞、時間まで観て次の場所に、みたいな感じでできるだけ人に会わないようにーーー!といってきました。先々週のコロナ感染でコロナになるとこんなやばいんだ、と思ったからね・・・。
普段図録は買わないんですが、今回はどちらのも買ってしまうくらい良くて、岡本太郎展は規模ももちろんすごかったんですが、AIで絵の情報、使っている絵の具などからこれは岡本太郎の作品の可能性がものすごく高いというまだどこにも出されていない絵があったり、最先端の技術によってこの作品は加筆されている!というのがわかったりするらしいです。晩年の作品は昔の作品を大胆に加筆して作られている、みたいな作品もありました。
特に有名な時期、テレビに出たり太陽の塔を作っている時期あたりの作品にはFRPを使っているものが多く、FRPって触ったことないなーと思って、なんか使えるタイミングがあったらいいな、と思いました。
FRPは比較的軽くて丈夫な強化プラスチックで、型を使って複製も可能というものらしいです。岡本太郎は人に作品を売らないことで有名だったらしく、一点ものの作品を作ると確かに売れることはあるかもしれないが、それが倉庫に入ってしまって人の目に触れられないということを嫌った、みたいなことが書いてありました。
でも今、工業や技術が発展し、手軽にスマホで写真を撮れるし、100円で食器やプラスチック製品とかが簡単に手に入り、ネットで気軽になんでも買える時代に、大量生産されるものにそれだけの価値がある、と言えるかな、と思ってしまいます。
岡本太郎の意見はアートに対する逆説的なものであったと考えれば、自分だけが楽しむためのでもいいから、オリジナルの一点もの、の時代にもう一回もどる、というのも必要なんじゃないかなーみたいなことを、帰りの新幹線の中で考えました。
パソコンのアップルマークの上から岡本太郎シールを貼りまして大満足でした。
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